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海外不動産投資コンサルティング

MARKET UPDATE

“Canadian funds make big buys in Manhattan”
カナダの大手企業がNYマンハッタンの不動産を相次ぎ購入

カナダ

2015.10.19

2015年10月1日のThe Business Times Singaporeによると、カナダの大手ファンドや企業が、マンハッタンの不動産に積極的に投資をしているとのことです。
金額にすると今年は既に38億5,000万ドルに達し、ここ10年間で過去最高の投資金額となっています。
これは昨年1年間の総額である19億7,000万ドルの2倍の水準であり、前回のピークである2007年の20億ドルを遥かに上回る勢いです。

マンハッタンの大規模な不動産取引において、カナダは常連です。カナダの投資年金基金やプライベートエクイティの余剰資金が向かう投資先として、マンハッタンが選ばれています。例えば、カナダの大手生命保険会社であるマニュライフ生命は2年前にマンハッタンの不動産に多額の投資をし、新たに次のプロジェクトへの投資も検討しています。

過去10年間のトレンドで言えば、カナダの他、UAE、中国、イスラエルなどの国々の投資マネーがマンハッタンに大量流入してきています。

ニューヨークはロンドンと同様、今後の賃料収益性の観点で大きなポテンシャルがあることで知られています。
特にマンハッタンの不動産はどんな時にも必ず買い手が見つかると言われており、流動性の高さが世界の投資マネーを引き寄せていると考えられます。