本日のシンガポールの経済紙Business Timesによると、シンガポールの大手デベロッパーのKeppel Landが、地元大手コングロマリットのShwe Taung GroupとJVでオフィス、サービスレジデンスの大型複合開発に乗り出すことを発表した。すでに、今年の5月には第1期として、23階建て、33,400㎡のオフィスビルへのJV投資は発表済であったが、これに加え、第2フェーズとしてサービスレジデンスに40%の出資割合で、USD48.6Milを投資する計画を発表した。 サービスレジデ...... Read More
本当に久々の投稿です。 7月18日から27日まで、Manchester , Liverpool, Sheffield, Leeds, York、中部のBirminghamとLondonを回った。 今回の目的は、主にNorthern Power Houseと言われる英国の北部の主要大学学園都市へのBrexitの影響、特に学生アコモデーション不動産マーケットの影響について状況を確認することである。 Northern Power Houseとは、英国政府が英国北部の経済活性化の目的で、北部主要...... Read More
前回に引き続き、今年の海外不動産市況についてコメントします。 まず、中国本土マネーの最大の逃避先である香港ですが、2014年1月7日のシンガポールの経済紙Busuiness Timesによると、昨年から調整局面に入っています。 香港の昨年の不動産取引量は、前年比39%ダウンで、過去17年間で最も少なくなりました。 ドイツ証券のアナリストによると、今後12ヶ月で香港の不動産価格は50%ダウンすることもあり得るとしています。(本当だとしたら、凄いことになります) 香港のTycoon...... Read More
久々の更新です。 本年もよろしくお願いします。 2013年はアベノミクス(および黒田異次元緩和)で始まり、靖国参拝問題で締めくくるというまさに安倍首相の年でした。 失われた20数年を経て、もうすっかり自信をなくしていた日本に突如として現れた救世主(?!)にまさに『じぇじぇじぇ』と驚き、すっかり低迷していた株式市場も、さあ『今でしょう!』の乗りで、ぐいぐい上がり、今までの損失を『倍返し』する程の勢いです。おまけに2020年の東京オリンピックのおまけまで飛び出してしまうのですから、証券業界を...... Read More
8月29日のBusiness Timesにジョホールバル不動産に対する外国人投資規制に関する記事が掲載されていました。 外国人の購入最低価格のRM500,000の基準が見直しをしているのは、ほぼ確実ですが、物件毎の外国人保有規制Quota Systemが厳格化される可能性があると指摘しています。 2階建テラスハウスとクラスターハウスは外国人の保有割合のMaxが20%、 バンガローは30%、コンドとサービスアパートは50%とのことです。 この本来の規定は、現状全く守られていませんが、仮...... Read More
『チャイナマネーを追え!海外不動産投資Blog』改め、『誰でもできる海外不動産投資bog』としてリニューアル致しました。 既にご存じとは思いますが、『誰でもできるやさしい海外不動産投資』(浦田健さんとの共同著作)が先月15日にフォレスト出版から出版されました。お陰さまで、Amazonらキングでは発売以来、不動産投資部門では第1位を維持していますし、総合でも発売当日に瞬間的に10位にランキングされました。海外不動産投資というタイトルをつけた書籍は過去にもなかったようで、目新しさも効を奏している...... Read More
半年ぶりのミャンマーです。ヤンゴンで最も高いSakura Tower の最上階のカフェからの眺めです。 レストランやホテルに行っても今は最も多く見かける外国人が日本人なのは、このヤンゴンかもしれません。昨今の日中、日韓関係の悪化により、東南アジアへのシフトが加速することは必至ですが、その中でまたミャンマーもますます注目されるでしょう。10月からANAが直行便(全席ビジネスクラス)がヤンゴンに就航するようですし、いよいよ日本のミャンマービジネスは本格化します。 不動産開発...... Read More
昨日、あのビートルズの最後のアルバムAbbey Roardのジャケットで有名なAbbey Roard の交差点をわたったところにあるまさにAbbey House を視察しました。隣は、Abbey Rord Studio ですから、ビートルズファンには垂涎の物件です。 築1920年代後半の建物ですが、趣があり、共用部もきれいに内装されています。 売却対象物件は1Fの約35平米のワンルーム(Studio Type)で、価格は32万英ポンドです。日本円で約4000万円(1ポンド125円換算)です...... Read More
最近、シンガポールの新聞紙上で、下駄箱住宅(Shoebox Home)論争が盛り上がっている。 下駄履きマンション(1階など低層部分がコンビニなどの店舗が入っているマンション棟)などという表現は日本語で業界用語としてあるが、下駄箱住宅とは、こちらでは50㎡以下の小振りな住宅のことを言う。昨今、シンガポールの住宅の高騰と、単身むけやカップル向けを想定した投資マンションの需要もあり、供給が急増しており、シンガポールのデベロッパーのトップがこの傾向について『非人間的住宅』と差別的な表現をしたのがき...... Read More
前回に続き、オーストラリア不動産の話題です。今日は少しセミナー風です。 私は5月はじめに、メルボルンとシドニーの不動産を視察してきましたが、オーストラリア不動産特にシドニーのポテンシャルを再認識してきました。 『チャイナマネーを追え!』(総合法令出版)や当社主催のセミナーでも過去、オーストラリア不動産については、チャイナマネーが入っており、有望な市場であることはお伝えしてきましたが、いくつか私の中で、懸念することがありました。 この1−2年の豪ドル高と金利の高止まり傾向と、外国人は中古物...... Read More