本日、弊社のシンガポールでの業務提携先であるPropNex社が販売代理であるオーストラリアメルボルンの高級コンドミニアムの事前販売会がシンガポールでありました。
本物件Prima Pearlは、メルボルンのCBDに南に接するYarra Riverを見下ろし、Crown Casinoに隣接するという得難いロケーションと67階建てのタワー型コンドというメルボルンの新しいランドマークとなるものです。
いわゆるプレビルドの販売で、着工は今年後半を予定しており、完成は2014年の半ばから年末の予定です。
現在までのところ、下層階を売り出しており、すでに70%近く販売しており、この5月15日からシンガポールで、40階から60階までの高層階を一般販売を行いますが、これに先駆けて、本日PropNex社のVIP顧客を招待して、事前予約販売(プレ販売説明会)を行ったものです。
写真は11時開始前におとずれたシンガポール人の顧客ですが、すでにオーストライアには2件ほどお持ちで、さらに投資したいそうです。
オーストラリアに投資する目的は、シンガポール人にとって、安くて近く、通貨が強く、比較的確実に値上がりが狙えるとのことです。
物件は、メルボルンではめずらしく、大規模でファシリティ(スイミングプール、ジム、シアタールーム、ゴルフシュミレーター、スカイラウンジ)が充実しています。間取りも1ベッドルーム(50㎡前後)2ベッドルーム(60㎡〜85㎡)3ベッドルーム(110㎡)とバラエティーに選択でき、価格もプレセールだけにA$8500〜10000/㎡と比較的リーゾナブルな設定。
支払い条件は契約時に10%のダウンペイメントのみで、引き渡し時に残金を決済します。イギリスなどと同様、完成前6ヶ月前に銀行にローンの申請をして決済時に、評価額の70%〜75%のローンを引くことが可能です。(外国人の場合)
デバロッパーはPDGという地元の有力デベロッパーです。今回、特別プロモーションも用意しています。
着工前で、完成が2014年末という非常に先のプロジェクトで10%とはいえ、ダウンペイメントを支払ってリスクはないのか?という声が聞こえて来そうですが、オーストラリアの仕組みは以下のようになっています。
ダウンペイメントは、トラストアカウント(信託勘定)で管理され、完成まではデベロッパーにはリリースされません。
また、オーストラリアの銀行は非常に保守的で、プロジェクトの販売がおおむね計画の50%以上販売の契約がなされないと建築ファイナンスを出しませんので、デベロッパーは着工できないのです。仮に予定通りに着工できない事態となれば、投資家にはダウンペイメントに利息をつけて返還しなければなりません。もちろん、投資家には着工後、ちゃんとスケジュール通りに建築されるか、予定通りの建物ができるかどうかのリスクは存在しますので当然その分完成案件よりリスクプレミア分、お得感のある価格設定となるため、将来のキャピタルゲインが狙える訳です。
ただし、オーストラリア不動産投資で、注意が必要な点があります。非居住者の外国人は中古不動産を買えないということです。
つまり、プレセールで買って、値上がりを狙えても売却先はオーストライア人や、オーストラリアに居住したり、永住権を持っている人に限られてしまうという点です。この辺りは、個人的には果たして将来の出口はどうなのか?シンガポールの投資家はどう見ているのか気になるところです。
シンガポール人に言わせると、過去はいずれも地元の投資家に問題なく売却できたそうですが。
尚、物件については、以下のYou Tubeでイメージをご覧いただけます。
また、以下のサイトで、物件を確認できます。
http://www.primapearl.com.au/gallery.php
以下は本日の販売会の様子です。アポイントを取ってこられたすでにオーストラリアに2件投資しているシンガポール人夫婦。