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1月 27
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今日からマレーシアクアラルンプール(KL)に来ています。

明日の夜から、クアラルンプール不動産投資視察ツアーが始まります。

世界的な金あまりから新興国に資金が流れており、昨年あたりから、マレーシアにも資金が流れて来ています。

ちょうど1年前に私が、KLCCのSt.Mary (http://www.stasiacapital.net/海外不動産情報/マレーシア不動産/kl-st-mary-residences/)を購入した時の為替は1USD=3.4RMでした。昨日現在の為替は1USD=3.0526RMでしたので、ほぼ1年で米ドルに対して11%上昇しており、これは日本円の米ドルに対する上昇とほぼイコールです。

一昨年の後半から、当社はマレーシア不動産セミナーを行って来ました。アジア諸国と比較して割安感がある一方で、安定した経済成長が見込まれ、資源国であり、為替が人民元に非常に相関性が高いことから、将来的に為替が強くなる点が魅力と説明してきました。

昨日、マレーシア中央銀行は政策金利2.75%で据え置くことを決定しました。昨年3月にアジア諸国では、リーマンショック後最初の出口戦略を実現し、その後立て続けに利上げを行ってきましたが、ここにきて物価が安定してきたことから、政策決定会合で3回連続で据え置きを決めました。

米国の量的緩和政策QE2の影響もあり、新興国であるマレーシアにも確実に資金が流れて来ているようですが、国内インフレと国内景気のバランスをいかにとるか政府の舵取りが注目されます。

一方で、日本国債は格下げで、いよいよユーロ危機のあとは日本国債および日本の財政問題に世界が目を向け始めました。

そろそろ円が売られ、今まで通貨安で売られていたユーロや、ポンドは切り返すでしょう。円ドルだけで円高、円安を判断してはいけません。

確かにドルは、量的緩和政策もあり円に対しては上昇は鈍いでしょうが、ポンドあたりはそろそろ切り返すのではないでしょうか?

円高メリットが享受できるのもそろそろタイムリミットかもしれません。皆さん、急いでこれから通貨が強くなる国に資産を移しましょう。

下は、クアラルンプールチャイナタウンの様子です。

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