3月 18
クアラルンプールに入りました。マレーシアは日本の復興需要で結構潤う国の一つです。建材、資材の原料を日本向けに輸出する国の一つで、阪神淡路大震災の復興でも同国は日本向けが相当伸びたようで、今年来年にかけて経済は堅調でしょう。
さて、昨日のブログで、政府の介入がなく、しばらく円高容認か?というコメントを書きましたが、本日G7の電話会議が予定されていたのですね。
協調介入により一気に円高が阻止され、本日82円近くまで戻しました。
ということは、当面の円の上値は80円近辺と言うことで当面は、円の上値が80円としてしばらく80円から85円のレンジで推移すると思われます。
特に3月末の日本の決算を睨んで円買いは実需で継続するでしょうが、今回の介入で投機筋もしばらく様子見となるでしょう。
冷静に見れば、日本の財政赤字と今後の厳しい日本の景気動向に目がいけば当然円安に向かうはずです。
いよいよ円高の終焉が近づいています。円安に向かえば、海外からの資金も入ってきます。
日本経済の復興のためには、中長期には円安誘導が正しい選択です。
いよいよ最後の円高ですので皆様お乗り遅れのないように。